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2006年5月

オーバーハング攻略

オーバーハングです。90度以上斜度がある「前傾壁」のことです。

目の前で見たら圧倒されますよね。「こんなとこ登れるの?」って思う人も多いと思います。でも、よく考えてみてください。相手は「自然」なのです。我々人間が圧倒されるのはごくあたりまえのことなのです。

さぁ実際に登ってみましょう。コツ&注意点は

1、腕を伸ばす・・・腕を曲げないようにしてください。

2、できるだけ速く動く・・・のんびりしてたら疲れちゃいます。

3、ちょっとの勇気を持つ・・・それなりの覚悟も忘れずに。

ここで一つ皆さんに想像してほしいことがあります。
「水の入ったバケツを両手に持ってください」・・・・・皆さんどのようにバケツを持ちましたか?腕を伸ばした状態で持った人がほとんどですよね。腕を曲げたらキツイことは誰でもわかります。クライミングも同じなのです。

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クラック攻略

 クライミングで一番繊細な登りが要求されるのがこの「クラック」です。

 登り方は、岩の割れ目に手を入れて「ジャミング」してみましょう。ジャミングとは入れた手の親指を内側に折り、厚みを増すことでロックする技術です。大きなクラックならそれで大丈夫なのですが、キャニオンのコインクラックのような指しか入らないクラックは指でロックするしかありません。

 次にちょっとライバルと差をつけてみましょう。手だけジャムさせるのではなく、足もジャムさせてみましょう。

 「どうやって足でロックするの?」って声が聞こえてきますが、簡単です。クラックに縦に足を入れ、そのままちょっとネジって横にするのです。説明が悪いですが、なんとなく分かって頂ければOKです。

 さぁ普通のクライミング講習会だとココまでしか教えてくれません。しかし、このクライミング上達塾を見てくれたクライマーさんだけに、もう一歩踏み込んだ情報を教えます。

 クラックで一番大切なのは「ジャミング」・・・って言いたいところですが、「バランス」なのです。上手なクライマーはバランス感覚が優れています。

 縦に真っ直ぐ伸びるクラックがあったとします。この場合、両手両足が一直線上に並ぶ登り方になります。バランス感覚が無ければ、振られてジャムどころではなくなってしまいます。

 バランス感覚はクラックだけに必要ではありません。クライミング全体に必要になってきます。次にクライミングをやる時は「バランス」を意識してやってみてください。

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リード

 ごく当たり前のことを言います。本チャンのルートリードができないとお話になりません。基礎の基礎なのです。でもそれが、けっこう難しいのです。

 クリップの際、モタモタしていては早くパンプしてしまいます。登れるものも登れなくなってしまうという実にもったいないことになるので気をつけてほしいところです。

 リードをやるときのコツっていうか、注意点は

1、クリップの際、腕を曲げない。(普段の登りも一緒です。腕を伸ばしてください

2、慌てないで確実にクリップする。(一回で確実に掛けよう)

3、「逆クリップ」「たぐり落ち」だけは気をつけてください。

*逆クリップ→逆にクリップすること。ハーネスに付いたロープがヌンチャクの下から通っている状態。説明が下手ですいません。m(ー)m

 たぐり落ち→クリップしようとしてロープをたぐり、落ちること。長い距離を落ちることになり事故に繋がりかねません。ビレイヤーにも迷惑を掛けることになります。

 クリップのやり方はたくさんありますが、自分にあったやり方でいいと思います。

特にジムでボルダリングばかりしてる人にとっては、リードをやる機会があまりありません。「一発本番」になってしまいます。本チャンの岩に登りたいなら、リードも練習しておくと良いでしょう。

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ジブス攻略

 今回は「ジブス」です。クライミングジムに行ったことがある人はわかりますよね?主にフットホールドとして使われている(小さいネジで止めてある)やつです。

 難しい課題になればなるほどジブスの数も増えてきます。「ということは、ジブスを攻略してしまえば難しい課題でも登れるようになるの?」ってことですが、格段に登りやすくなります。

 クライミングは手ではなく足で登るスポーツなのです。(手は添える感覚で)

 なので、ジブスに上手く乗れるようになると、自然とグレードも上がっていきます。ジブスに足を置くときのコツとしては、

1、指の付け根で乗らない。(初心者クライマーさんはよくやっています)

2、恐がらないでつま先で乗ってみる。(やってみると意外と安定します)

 ってところですかねぇ。

 「やっぱり恐いっ」って人はまず大きなホールドにつま先だけで乗る練習をしましょう。練習をして「フットホールドはつま先だけ乗れる凸凹があればいいんだ」って気づけばジブス攻略は完璧です。

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カーボローディング

 クライミング中の栄養摂取について「何が含まれているか」ということだけでなく、「いつどう摂るべきか」を考えてみましょう。

 「運動に良い、エネルギーの元になる」という優れものの食品があったとします。しかし、登る直前に大量に食べたのではまともなクライミングはできません。

 筋持久力に最も重要なのはグリコーゲン、つまり「炭水化物」です。では、それをうまく使えば良いのです。「カーボローディング」って聞いたことありますか?「何それっ!!」って人は今日覚えてしまいましょう。簡単に言うと「前日までに炭水化物をたくさん摂って体に蓄積させておこう」ってことです。それによって、運動中の筋肉疲労を和らげることができます。
 
 実際、プロの
マラソン選手は大会10日~二週間くらい前からカーボローディングをやっています。しかし、それはあくまでプロの人の話です。我々は、1~2日前からでも十分だと思います。(俺も山に入る3日ぐらい前から「おにぎり、うどん、パスタ、パン」などを中心に食べるようにしていますよ。(^^)/)
 
 
「スポーツ時には胃に何も入ってないのが理想的」と言われているので、クライミングをやる2~3時間前までに朝食も終わらしておきたいところです。

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基本的思考

 「ジムだと11a登れるんだけど岩場では10cが登れません」って人がたくさんいます。「グレードは人が決めてるから曖昧なんだよ」で済ます事もできますが、ちょこっと深いところまで考えてみましょう。
 
 まず理解して頂きたいのが、ジムでの登り方と岩場での登り方は全くと言っていい程違います。岩場にジムみたいなボコボコしたホールドがありますか?ジムにジャミングできるクラックがありますか?ほとんど見たことがありませんよね。ホールドが違えば自然に登り方も違ってきます。

 ツイストハイステップピンチグリップなどはジムでも練習ができますが、ジャミングチムニーインナーホールドはジムでは練習ができません。練習無しで行ってできるか?って言われたら答えはNOです。だから、10cが登れないのはごく自然なことなのです。

 しかし、基本的なムーブは同じです。だから練習するのです。ただ、本チャンの岩場でしか習得できない技術もあるんだよってことだけ覚えておいて下さい。m(- -)m

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デットポイントマスター

 ボルダリングでよく使うのがダイナミックムーブです。その中でもデットポイントはできなくてはいけない技術です。
 
 デットポイントとは「ホールドを引き寄せて、その勢いが弱まらない内に次のホールドを取る」ことです。もう一度言います。重力に負けない内に取るのです。

 これができるのとできないのとでは遥かに差がでてきてしまいます

 デットポイントをやるときのコツは「ちゅうちょしないでおもいっきり行く」ことです。怖がってはいけません。タイミングがズレて落ちたとしても大した高さじゃありません。(注:マットは引いてください、あと石をどかすのも忘れずに)

 手を離すタイミングがつかめないって人は近くのジムで練習してみてください。デットポイントができれば本当にボルダーが楽しくなりますよ。

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オブザベーション

 ロングルートを登るときに一番大切な事は「オブザベーション」(以下オブザベ)です。
 
 
何それって人もいるかと思います。よくプロっぽい人がルートを登る前に壁を見ながら手を動かしていませんか?あれです。つまり、自分が登っているのをイメージするのです。「ただそれだけか」って思っちゃいけません。完登できるかどうかはオブザベにかかっています
 
 では、クライミングの大会で前の選手の登りを見てはいけないのはどうしてだと思いますか?イメージがしやすくなって完登者が増えてしまうからですよね。
 
 前にクライミングとはパズルのようなものと書きましたが、このことを言っていたのです。全然登れなかったルートが上手い人の指示どうりに動かしていくと、すんなり登れたって経験ありませんか?それは、そのルートの「答え」を教えてもらっていたのです。
 
俺も始めた時は本能のおもむくままに登っていました(^^;)がそれではいけません。オブザベをして「答え」を自力で見つけるのです。オブザベが完璧にできるようになるとクライミングは格段に上手くなります。(注:普段の練習もやってください。イメージだけだと引きこもりの子みたいです)
 
 オブザベーションの大切さをわかっていただけましたか?

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基礎練習

 皆さんは普段の練習は何をやってますか?
ジムに行って自分に合ったグレードの課題を登るよ」って人がほとんどだと思います。確かにその練習方法で高いレベルの課題まで登れるようになります。しかし、本当に上達しているのでしょうか?
 
 「何言ってんだこいつ」って思う方も多いと思います。でもちゃんと理由があるのです。クライミングというスポーツはパズルを解くようなものです。何回も同じ課題をやっていると登れてしまうこともあるのです。
 
 「じゃあ、どのような練習をやればいいの?」っていう話ですが、

 1、まず自分のレベルより少し下の課題を2本選びます。
 2、その2本の課題を1本に繋げる(Aを登って、クライムダウンして、続けてBを登る)という方法です。


 これによって普段練習しているグレードより高くなるはずです。簡単な課題をやってるわけですから指を痛めないし、ボルダーの欠点である持久力もつきます。一石三鳥くらいになりますね。
 
 一番簡単な課題でも良いです。この方法で3本4本5本と組み合わせていくのもいいと思いますよ。確実に実力をつけてみてください。

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塾長の挨拶

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当サイトはクライミングレベルアップをされたい方や、クライミングをやり始めた方に参考にしていただきたく考えております。

少しでも皆様のお役に立てて頂ければ幸いです。

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皆様の良いクライミング人生とレベルアップを願って塾長の挨拶とさせて頂きます。

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クライミング上達塾

 クライミングとは自分の手足だけで岩壁をのぼるスポーツです。
 
 
最近はクライミングの練習をするジムが数を増やしていてけっこうブームになってきてるんじゃないかなぁ?って思います。「クライミングはやってみたいけど難しそう」って思ってるそこの君!!安心してください。どんな人でも5.11dまでは登れるようになります。5.12からは才能とかセンスが必要で経験や練習だけでは登れなくなってきます(俺の自論)
 
  (まぁ俺の自論はほっといて)そこで、「クライミングは簡単なんだ」って思える上達法
をどんどん書いていきます。これから始める方や初心者クライマーさん、ベテランクライマーさんにも見てほしいと考えております。

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